発表会が終わって、文化会館を撤収し、園に戻り、ひとまず解散の時に、スタッフの間に、得も言われぬ“解放感”が漂っていました。なるほど、この数か月は大変な緊張感の中にいたんだなあと改めて思いました。子どもたちもドキドキすると公言していましたが、先生方も同じでした。
ロビーにいるとき、二人の保護者から声をかけられました。どちらも「我が子に感動した」というものでした。普段は頼りなげで、舞台では泣いてばかりと覚悟していた我が子がしっかりと振りをつけていたということです。先生に対しての感謝とともにお伝えいただきました。開会のあいさつの繰り返しですが、子どもを褒めて、褒めて、褒めちぎってください。褒めることによって、子どもが自らの自己肯定感を高めるということです。